代表挨拶

みなさんは農業にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

わが国で利用されている農作物の大半は近代農業の産物です。
近代農業では効率化と費用対効果が重視されます。
化学肥料を用いて生育を促し、農薬を使って防虫し、石油資源に由来する資材を大量に使い重機の利用や輸送・保管にも大量の化石燃料を投じます。
増え続ける人口を支えている大動脈の一つが近代農業です。
近代農業は、実は自然のイメージからはかけ離れた、人類による人類のための、環境負荷の高い産業です。
21世紀に入ってはや十数年が経過しましたが、このままの近代農業は22世紀まで持続できない恐れがあります。
少なくない研究者が危機感を抱き、環境配慮型の持続可能な農業の実現を目指しています。

私たちアグリアでは、技術面からのアプローチによって「環境に配慮しつつも儲かる21世紀の新しい農業」を確立し、持続可能な農業の実現の一翼を担いたいと考えています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

2019年 7月 1日
株式会社アグリア
代表取締役 大社 一樹